うまく分類すれば、臨床はとってもシンプル【まとめ】

では、評価の基本
「 PART8」です。

今回の内容は、前回までのまとめです。
クリニックでまず始めに考えるべき
最初の大事なポイントです。
思い出しながら確認してみてください。

前回までで、
臨床において考えなければならない
「3つの力」を紹介しました。

この「3つの力」が、
クリニックにいらっしゃる患者さんの
痛みの根本原因です。

3つの力を振り返ります。

1例目の「不可抗力的な外からの力」

2例目の「重力」

3例目の「反力」

この3つの力です。

 

何度も何度も
しつこいくらいに繰り返しますが、
患者さんの痛みの原因には、
これら3つの力が必ず存在しています。

3つの内の1つ、
もしくは複数が同時に発生することで
患部の組織を傷つけてしまい、
痛みという感覚が生じているのです。

繰り返します。

痛みの根本原因には、
「不可抗力的な外からの力」
「重力」
「反力」
この3つの力が必ず存在しています。

なので、
3つの内、どの力が原因となっているのか?
まずはそれを考えましょう。

そして、
「組織を傷つけた力」を解消する為に、
患者さんには何が必要なのか?を考えます。

あとは、
組織を傷つけた力を解消するために
必要な身体機能が
患者さんにはあるのかを
確かめるために身体評価をするのです。

このように、評価を実際に始める前に
考えなければならないことがあります。

この考える作業を全部すっとばしてしまって、
あれこれと身体評価を始めてしまうから、
何が何だかわからなくなってしまうんです。

やみくもに評価を始めてみて、
その評価が偶然うまくいけばいいですが、
そんな賭け事みたいな評価でいいですか?

賭けが当たらなければ、
効果的な治療はいつまでも提供できません。

そんな評価では
治療の方向性や今後の展開を
明確にお伝えすることができません。
患者さんへの病態説明を
自信を持って行えるはずがないです。

まるで博打のような確証のない評価では、
いつまでも自信がもてません。

 

ここまで偉そうに言っていますが、
自分も最初はちゃんとできませんでした。

これじゃいけない。。
そう思っていても、どうすればよいのか・・
それが分からなかった。

でも、
何とかしなきゃと思って考え続けた結果、
考えるべき出発点が見つかりました。

「力を診る」
これが大事で、
そこを軸に考えれば、
目の前の患者さんに最適な治療を、
自分の頭で考えられるようになります。

自分を過信したり、
慢心してしまうことはいけないですが、
「力を診る」という方法は、
臨床を論理的に説明できる方法です。
ちゃんと説明できる根拠があります。

 

最後にまた繰り返します。

クリニックの臨床では、
どんながかかって患部の組織が傷ついて、
痛みが生じているのか?

これを考えることが必須です。

そして、
「組織を傷つける力」は
3つあります。

「不可抗力的な外からの力」
「重力」
「反力」

この「3つの力」常に意識することが、
評価の始まりです。

次回からは、
即時効果につながる
最後のポイントをお伝えいたします。

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The workshop on physical exercise
代表:三井祐紀