ひざ痛と身体評価

こんばんは。代表の三井です。

膝痛の患者さんは多いと思います。
整形外科クリニックでは、膝OAの方々も含め、よくある傷害部位となります。
そんな膝痛の方々に対して、どのような評価をしていますか?
アライメント・可動域・筋力・姿勢・動作など、様々な観点から評価することができますが、いかがでしょうか?

痛い場所がどこなのか?
どの様にすると痛いのか?
受傷機転は明確なのか?
など、問診と触診で評価しなければならないこともあります。

問診の結果、打撲とか事故などの「外傷」ではないことが確認できたら、どこが痛かろうと、どのようにすると痛いかにかかわらず、やっておいたほうが良いことがあります。
つまり、
「接触性の外傷ではない場合」、どんな状況であれ評価すべきこと。
1つ挙げて下さいと言われたとき、その評価は何だと思いますか?

筋力でしょうか?
多くの方は股関節の単関節筋群が弱いかもしれません。
でも、それを鍛えれば問題解決でしょうか?
OAの方であれば、内側広筋が萎縮しているかもしれません。
でも、内側広筋が強くなるように筋トレをすれば解決でしょうか?

可動域でしょうか?
多くの方は伸展制限があるかもしれません。
深屈曲は不可能かもしれません。
では、その可動域が戻れば問題解決でしょうか?

アライメントも崩れているかもしれませんね。
OAの方であれば、間違いなく崩れているでしょう。
下腿の回旋マルアライメントがある方も多いと思います。
では、そのアライメント、手技で矯正しますか?
そもそも、その崩れたアライメントは、手技で治るものですか?

部分的な評価では、ポイントを選べと言われても、選べないのではないでしょうか?
一番大事なことは、それぞれの部分的な評価結果の裏にある「共通点」を意識できているかどうかです。
その共通点が見えていないまま評価をし始めると、数多くの機能低下や異常が発見されて、情報過多で頭の中がゴチャゴチャになるだけです。

筋力が弱けりゃ筋力強化
可動域が無ければ可動域改善
アライメントが悪ければ手技かなんかでアプローチ

そんな感じでは、膝周りだけでみても、やらなければならないことだらけです。
これでさらに、姿勢やら動作やらその他の部位のアライメントやらが加わってきたら、治療時間内では収拾がつきません。

患者さんの身体で生じている数々の問題点の因果関係を見つける。
共通点を見つける。

これが評価においては大事です。

で、話を戻します。
接触性の外傷ではない場合、どんな状況であれ評価すべきこと。
1つ挙げて下さいと言われたとき、その評価は何だと思いますか?

それは「膝の運動軸に対して、どのように負荷がかかってしまっているか」だと思います。

これを聞いてもピンと来ない方、漠然としたイメージにしかならない方は、部分的な問題点に振り回されてしまい、評価中に混乱しやすいかもしれません。

評価は、からだに生じている問題点の因果関係を見つけることです。
問題点を数多く挙げることが評価ではありません。

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