肩の痛みと評価

こんばんは。代表の三井祐紀です。

肩の痛み・不調
肩コリは別として、肩に不調を抱える患者さんに対してどのような評価を行いますか?

各種整形外科的テスト・可動域・アライメント・筋活動など、チェックしなければならないことは沢山あります。
で、それらの評価をした結果、何が分かりましたか?

評価はしたけどよくわからず、結局やることはみんな肩甲帯の他動的運動。
他にも肩甲上腕関節のモビライゼーションと肩甲帯の自動運動とか僧帽筋下部線維のエクササイズとかローテーターカフのエクササイズとか。。

「肩甲骨の動きがよくないからですよ」
「インナーマッスルが弱いと肩の動きが・・」
と言って、当たり障りない無難な言葉を使いまわしていませんか?

先に挙げた各種対応自体は否定しません。
実際、それでよくなる方だっているわけですし。
問題なのは、評価の結果を反映して、個別的な対応ができているか?です。

評価方法をいろいろ知っていて、いろいろやってみても、評価結果が何を意味しているのか考えられないと、肩の問題点として扱いやすいところだけを切り取ってくるだけの治療になります。

整形外科的テストが陽性だった、それはなぜか?
可動域に制限があった、それはなぜか?
肩甲骨・胸椎レベルのアライメントに崩れがあった、それはなぜか?
部分的に筋力低下の傾向があった、それはなぜか?
ここまでの個々の評価は誰でもできると思います。

大事なのはそこから先です。

アライメントの崩れと筋力低下に因果関係はあるのか?
可動域とアライメントに因果関係はあるのか?
などなど、個々の問題点を統合して、その因果関係まではっきりさせなければなりません。

これができないと、根本原因改善が望めるプログラムは出てきません。
なんとなく外れではなさそうで、とりあえず改善につながりそうな「便利な言葉」を借りてきただけの治療しかできなくなってしまいます。

個々の問題点は挙げられるのに、その先につながらない。
そんな時はたいてい、解剖学・運動学などの基本的な視点から身体を理解しきれていないことが多いです。

使い勝手のいい便利な言葉・効果的な方法論はいくらでもあります。
一番大事なことは、それらを適切に使いこなせることです。
評価結果から考えて、この患者さんには何をチョイスすべきか?
身体評価をした上での「判断能力」が大事になります。

肩から離れてしまいました。

一応自分は、最初のほうに挙げた基本的な評価に加えて、チェックしておきたいポイントがあります。
「上部体幹と下部体幹の運動制御方法」「基本的な身体重心位置と上肢運動時の重心移動」もチェックしておきたいなぁと思います。

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