踵骨のアライメント

こんばんは。代表の三井祐紀です。

先日のブログ「扁平足」とセットになりやすい身体部位ですが、踵骨のアライメントも評価対象としやすい部位ですね。
評価をしてみたら踵骨の回内(外反)が確認できました。
患部の症状とアライメントの異常が関連がありそうと思ったとき、治療手段の選択肢としてどのようなものが考えられますか?

手技でアライメントを正しますか?

直せますかね?
アライメントを手技で治すことは、そもそも考えられません。

では、踵骨回内に伴って中足部のアライメントも崩れているはずだから、そのアライメントをよりよい方向に誘導するために後脛骨筋のエクササイズを行いますか?

いろんな本にもよく書いてある方法だし、筋機能を賦活する意味では必要なアプローチかもしれません。
けれども、それでは解決しないと思います。

「そもそも」から一度考えて頂きたいのです。
踵骨を回内させた原因を。

なにが踵骨の回内を引き起こしたと思いますか?

物体に「運動」が生じるときは、必ず力が加わります。
踵骨も物体です。

ニュートラル状態から回内方向に関節運動を起こさせる「何か」があったはずです。
そうでなければ、ニュートラル状態から回内方向に変化することはありません。
当たり前なことですが、つい忘れていませんか?

距骨下関節の運動軸よりも、内側に上方からの力が加わる
距骨下関節の運動軸よりも、外側に下方からの力が加わる

そのようなことがなければ、回内方向には変化しません。

どんな時にそういった現象が起こり得るか?
その時に踵骨だけでなく、からだ全体として考えたときにどんな負荷が加わるのか?

踵骨回内というマルアライメントを発見するだけで評価終了。
とりあえず、みつけた問題点「アライメント不良」にアプローチします。

このようなアプローチでは、評価として不十分です。

踵骨回内は、何かの結果として起きているものです。
踵骨回内という異常現象を手掛かりに、何を推測していくのか。

この積み重ねが、根本原因にたどり着くための道すじです。

目に見えやすい異常は、それがゴールではありません。
ゴールにたどり着くために必要な、手掛かりの1つです。

他の部位で起きている異常と統合して、からだ全体で何が起きているかを推測する。
すると、本当にやるべき治療として、運動療法が見えてきます。

 

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